ひまつぶし

主にジャニーズWESTとSnow Man、関ジャニ∞、IMPACTorsについて語る。たまにミュージカルも。

モーツァルト! 4/21 マチネ

今日はいっくんのヴォルフガング。2018年は古川雄大くんのヴォルフしか観れていないので、待望のいっくんヴォルフ。「好みの顔は山崎育三郎」と言っていた職場の後輩を誘ってみました。

 

 

モーツァルト』も多くの名曲があるなか、私はヴァルトシュテッテン男爵夫人の歌う「星から降る金」が一番好きみたいです。もちろんヴォルフの「僕こそ音楽」もコンスの「ダンスはやめられない」も好きなんだけど、「星から降る金」を聴くと涙が出そうになるんですよね(涙を誘うシーンでもあるけど。)それに、香寿たつきさんの歌い方が優しくて。香寿さんはエリザベートゾフィーの印象が強くて低めのトーンの歌声しか聴いてなかったから、今回初めて高い声を聴いたかもしれない。ロミジュリのキャピュレット夫人も観てると思うんだけど…ちょっと記憶にないな。とにかくちょうどいい声の高さで心地よくて、何よりその包容力!!ずっと聴いていたかった。

 

木下晴香ちゃんのコンスも初見でした。そりゃ上手いですよね。前回観た平野綾ちゃんはアクが強くて独り立ちしてるイメージだったけど、晴香ちゃんは恋に恋して親に反抗してるって感じだった。だからヴォルフに構ってもらえなくなってからは、寂しいコンスに感情移入しちゃった。晴香ちゃんは、この前の『プロデューサーズ』のウーラが似合いすぎたな。あれ観ちゃうとコンスじゃちょっと物足りなく感じちゃうわ。

 

アマデがかわいい。この役、東宝のどのミュージカルの子役よりも出番が多いし、それなのに全く台詞はないし、めちゃくちゃ難しい役だろうなぁ、と思う。ヴォルフとニコイチ。ダブルキャストだからそれぞれの間とかも違うだろうし、単純に尊敬する。基本、無表情なんだけど、動きで感情を表しているのかな。ピアノ?ハープシコード?の下に潜り込むところが好き。

 

いっくんのヴォルフは初めて観たけど、こんなに頻繁にミュージカルを観る前から、いっくんはモーツァルトの赤いコートのイメージだったし、「僕こそ音楽」のイメージが強かった。なんでかな…と調べてみたら(Wikipedia)、いっくんも初主演作が『モーツァルト!』なのね。パパが死んじゃったところだったかなぁ、いっくんのおめめが潤んでいるシーンがあって、苦しみの表情なのに美しかったです。

 

 

最後の最後、カテコが一通り終わってオーケストラの演奏も終わったあと、ヴォルフとアマデ2人のカーテンコールがやっぱり好き。やっと聴けるアマデちゃんの声が好き。素になって大きく手を振る2人がかわいい。

 

 

一緒に観劇してくれた後輩は、帝劇は初めてとのこと。ミュージカル観劇経験は聞いてないけど、テレビに出る=出演者に興味を持つ、というところをきっかけに、ミュージカル人口も増えていくんでしょうね。初めて生でいっくんを見て、生の歌を聞いて、いたく感激していました。こんなに喜んでくれたら、誘った甲斐があったなぁ。久しぶりに一人ぼっちでの観劇ではなかったので、終演後にお茶をしながら感想を共有することができたのも嬉しかったです。

 

 

今日は2階A席だったけど、エプロンステージも見切れることなく視界は良好でした。ピアノのセットが本当に素敵です。今回新調された赤いコートも赤々と輝いていました。次はゆんくんのヴォルフです。GWなので、無事に観られるのか少し不安です。どうか、千秋楽まで無事に上演されますように…!!

 

 

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アマデの設楽乃愛ちゃん、上品な顔立ちで本当に可愛かった…!