ひまつぶし

主にジャニーズWESTとSnow Man、関ジャニ∞、IMPACTorsについて語る。たまにミュージカルも。

ブロードウェイと銃弾 5/19 マチネ

5月の観劇予定は『モーツァルト』しかないじゃん。(まぁ…取ったチケットが千秋楽だったので、見事に中止になりましたけどね。)『ブロードウェイと銃弾』も気になるじゃん。平野綾ちゃん観たいじゃん。ってことでナビザーブの先行で取りました。

 

Hey!Say!JUMPには縁遠いので、高木雄也くんのポテンシャルは全く分からず。高木くんの演技も随分と昔の「ごくせん」でしか知らない…(あの時は未熟でしたよね。)歌はどうなんだろう…。

 

モーツァルト!』のように、オケピの前にもエプロンステージが設けられた構成。幕間のアナウンスで「銀橋には触れないように…」と注意喚起されていたので、これも“銀橋”と呼ぶのか!と驚きました。まぁ、東宝製作なので宝塚にならってそう呼んでいるのでしょうね。元タカラジェンヌも数名出演されているから、宝塚に精通した方もいらっしゃると思いますが、宝塚をとおってないジャニヲタクラスタには「?????」だったんじゃないかな。

 

平野綾ちゃんは本当に芸達者。オリーブが入り込んじゃっていて…というより、オリーブが存在してました。イラっとするキャラクターなんでしょうけど、綾ちゃんがやると憎めないキャラになっちゃうのかな。セリフを棒読みするところなんて、ほんと最高!殺されたあとは、もう出てこないんだよね…と本当に悲しくなりました。本当にキュートなオリーブでした。

その棒読みを真顔でマネする城田優くん。綾ちゃんの頭を叩いたり、高木くんの顔を叩いたり、どこまでが演出?どこからがアドリブ??それを全てチーチとしてクソマジメにやっているのが面白い。あとはもう存在感がスゴイデスネ(←クロニクルかよ。)

瀬奈じゅんさんは…宝塚退団した後の舞台、私何か観てるかなぁ。うーん、思い出せない。まぁ美魔女ですよね。歳取らない。前列だったのでマジマジとお顔を拝見しましたが、大女優の貫禄はあるのに顔立ちが若々しかったもん。高木くんと年齢差は結構あるはずなのに、全然感じなかったもん。かわいいヘレンでした。

高木くんは初ミュージカルということでしたが、健闘していました。“歌は後半良くなった”と書いているレポを多く見たのですが、確かに後半の方が良かったかな。後半の方が声が良く出ていたというよりも、二幕の歌の方がキーが合っているのかな。それに、声を張り上げられる曲調だったのもある?もう少し滑舌が良くなって声量も上がるとさらに聴きやすくなるかなぁ。セリフがたまにオケに負けちゃってました。ラストの燕尾服姿はめちゃくちゃカッコよかった。さすがキラキラ衣装を着慣れたジャニーズです。

優くんの存在感が凄かったから、カーテンコールの最後に出てくるのはてっきり優くんだと思ってたら、高木くんでした。出番も台詞も高木くんの方が少し多いかな。ただ優くんのインパクトがね。

 

この時代の女性の衣装、すごく綺麗だけど着こなすの難しいよね。フラッパードレスと言うらしい。だけどやっぱり常人じゃない女優さんたちが着ると、素敵すぎる。『華麗なるギャッツビー』もこの時代よね。ミュージカルって、時代が衣装に現れるから観ていて本当に楽しい。銀橋に出てきた時に、衣装も上(髪飾り)から下(靴)までじっくり観察しました。

 

福田雄一節炸裂で、笑ってばかりでした。苦手な人は苦手でしょうけど。“舞台”が舞台で『プロデューサーズ』と似た部分も随所にあったけど、そこは出演者の力量で違うものになっていました。

こういうミュージカルは俯瞰で観たほうが楽しめるかな。もう少し後ろの席から観たかったかも…。お目当ての演者さんがいたり、リピートする場合は前列もいいけど、作品そのものを楽しみたかったり、一度しか観劇予定がなかったりする場合は、後列でもいいかもしれませんね。と、贅沢なことを言ってみたりするのは、前列に入れたから…ですよね。

 

ちなみに、私が思う前列は5列以内かな。10列以内だと“比較的前列”。私はこの“比較的前列”がいちばん好きなのかもしれません。