ひまつぶし

主にジャニーズWESTとSnow Man、関ジャニ∞、IMPACTorsについて語る。たまにミュージカルも。

ザ・ビューティフル・ゲーム 日生劇場 1/13昼

ネタバレします。

 

 

 

キリスト教の宗派の違いで争う北アイルランド、で合ってる?仏教徒の多い日本人には馴染みの薄い題材ではあるかな。サッカーのプロ選手に手が届きそうになったのに、IRAの活動をしている友人の逃亡?に手を貸したことをきっかけに、反逆者扱いされて投獄される。こっちがメインのストーリー。

で、ジョン(小瀧望くん)とメアリー(木下晴香ちゃん)が、恋をして結婚して、大事な結婚初夜にジョンは友人の逃亡を助けて、投獄される頃にはメアリーのお腹の中には赤ちゃんがいる。ジョンが釈放された日、迎えに行ったメアリーが言ったセリフが強烈なインパクトを残した。メアリーの周りにいた仲間たちはみんないなくなった…残されたメアリーと子供…と思ったらそこにジョンが帰ってきてハッピーエンド。こっちがサイドストーリー?

パンフレットは買っていないので、これが私の観たまんまの感想。

 

イギリスなの?アイルランドなの??IRAって何?って気になって眠れなさそうな方はパンフレットを買ったらいいのではないでしょうか…。私もそこがよく分からなくて、二幕くらいからやっと、北アイルランドの話なのかーって気づいた。プロテスタントカトリックがそんなに仲が悪いことも知らなかったし。これはある程度イギリス史に精通していた方が分かりやすいのかもしれない。ほら私、ハプスブルク家ばっかり見てるから…笑 

 

小瀧ののんちゃんは、ミュージカルの歌い方に苦労したと言ってたけど、確かにジャニーズWESTで歌う時と全然違っていた。ひっかかりのない綺麗な声だった!相変わらずの泣き虫のんちゃん。ジンジャーが亡くなった時かな、誰よりも泣いてた。ミュージカル、全然イケるよ!もっとやろう!!

木下晴香ちゃんの等身大の普段着の役柄を初めて見たから新鮮だった。メアリーって“普通”でそこら辺にいそうなんだけど、ちゃんと華があるのよね。そしてやっぱり歌が素晴らしい。

キスシーンもたくさんあるし、小瀧担だったらソワソワするのかもしれないけど、私は晴香ちゃん大好きだからのんちゃんの相手役でとっても嬉しい。晴香ちゃんは若いけど、ミュージカル界ではすでにトップにいるといっても過言ではないから、のんちゃんも刺激をたくさん受けているんじゃないかな、と勝手に思ってる。

 

 

東宝でも帝劇クラスのミュージカルを観ることがほとんどなので、晴香ちゃん以外の役者さんをほとんど知らなかったけど、今後が楽しみなニュースターがたくさんいるのね。新しく役者さんを知ることができて、そういう意味でもこの作品を観に行ってよかったな。

 

曲はアンドリューロイドウェバーなので、テンポも速すぎず、とっても聴きやすい。最初の方の女性だけで歌う楽曲だけ、ちょっぴり退屈だったのはここだけの話。

 

 

そこまで感動するストーリーでもないけど、最後にジョンがメアリーのところに帰ってきた時にぐわぁって涙が出てきた。よかったねぇぇぇ、メアリー!って。

 

 

久しぶりの日生劇場。日生はいいね、腰が痛くならない。小瀧担は目を瞑りたくなるかもしれないけど、美しいからしっかり見た方がいいよ!

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