いまを生きる 1/23 昼

2年前にも観に行きましたが、結構しんどい内容だったことしか覚えていませんでした。

私は、影山くんが出てなかったら今回は観ていなかったです。影山くんや、基くん、新くんの外部舞台はとても楽しみだったけど、ストーリーがやっぱり好みではない。

演出や舞台の使い方はすごく好きです。出演者が袖にはけずに舞台の上下に残っているところや、柱の動きで空間を仕切るところ。

たった数年で考え方はそんなに変わらないけど、前回観た時と少し違う感想を持ちました。

前回は「ニール死んじゃだめだよ」っていう単純な感想だった。でも最近は自殺者が多いからなのか、トッドの「引き金を引いてなくてもお父さんが殺したんだ」っていう台詞にグッときた。自殺するのが悪いんじゃなくて、自殺に追い込んだやつが悪い。分かりきってることなんだけど、誹謗中傷等で自殺される方が増えている昨今だからこそ響く台詞だった。

内容に関して印象に残っているのは…以上です。

影山くんは、やっぱりとても滑舌が良くて聞きやすい！スタイルも良くて舞台映えします。基くんは、終演後に後ろの席の子が「もってぃー可愛い、もってぃー可愛い」と連呼していました。たしかに動きや表情が可愛かったです。新くんは、最初はトッドのキャラクターもあるから上背が縮こまっているのかなと思ったけど、キーティング先生に感化されてから話し方は少しずつ変化が見られたけど、姿勢が悪いままだったのが少し残念でした。…というか、姿勢は普段から悪いのかな。姿勢は良いに越したことはない。

前列最上手の席でしたが、舞台を広く使っているので、見にくいところはなかったです。むしろ、教室のシーンでは生徒役のお顔がよく見えました。影山くんの左利きも堪能することができました。

そういえば座席にクッションが設置されたおかげで、今回はそこまでお尻は痛くなかった！でもお隣の方は何度かゴソゴソしていたので、お尻痛かったのかなぁ？

カーテンコールの「配信や無観客が多い中、こうして上演できること…」という挨拶、出演者はコロナ禍で緊張感のあるなか毎日上演してくれているんだなぁと、改めて感謝です。

私たちもしっかり対策をして（観劇を諦める、というのも対策の一つだと思います）客席に座れることが当たり前じゃないと肝に銘じて観劇をしないといけませんね。

リピーターは必要だと思うので、“お目当ての俳優さんが出ているから観に行く”ということに関して全く否定はしません。でも私は内容によっては、いくら好きな俳優さんが出ていても多ステはしない主義です。観劇している時間がしんどくなっちゃうんです。今日も、影山くんゴメンナサイって思いながら観てた。辛かった。影たんはすごく一生懸命に取り組んでいるのに、こんな気持ちで見ていてゴメンナサイって。私の好みの作品（外部のね）に出ている影山くんが観られる日が来ることを祈ります…！