ひまつぶし

主にジャニーズWESTとSnow Man、関ジャニ∞、IMPACTorsについて語る。たまにミュージカルも。

パラダイス 10/13 夜

丸山隆平くんの主演舞台を観にシアターコクーンへ行ってきました。

 

幕開けから結構衝撃的なシーン。HPのあらすじだけ読んで行きましたが、想像していたのと違ってバイオレンス系だった…。あまり得意な分野ではない。しかもそんな時に限ってXB列(XA列には人を入れてなかったので、実質最前)の席で、よーく見えちゃう。とりあえず、暴力を振るう側も振るわれる側もとてもリアルで怖かった。

 

丸ちゃんの表情が、“ヤバいヤツ”そのもの。掛け子?の女の子に、クリーニング代を払うっていうそのセリフの言い方も、断ったらとってもヤバそうなヤツ。家族内では存在感がなく居場所もなく、ちょっとかわいそうなヤツ。だからこそ、カーテンコールでの振る舞いなんだろうな。八嶋さんや西岡さんとじゃれる姿に普段の丸ちゃんが見えて、ホッとした。あぁ、いつもの丸ちゃんだって。

 

八嶋さんのゾッとする怖さもリアル。人当たりが良さそうに見えるけど、深く関わったら怖いタイプなんだろうな。見た目もわかりやすく、成金みたいな。

 

丸ちゃん演じる梶さんの家族の在り方も、とってもリアル。お父さんとお母さんはいつもちょっとしたことで小競り合いを起こしていて、お姉さんはそれに対していつもちょっと不機嫌。謝ろうとしないお父さん。ウチの家族がそうかと言われるとそうではないけど、こういう家族いるよねっていう。

 

私が生きている世界は『パラダイス』の世界とはかけ離れているけど、なぜかリアルさを感じてしまった。2時間はあっという間だったけど、結構な苦痛を味わった。私でさえこう感じるのだから、『パラダイス』みたいな世界(詐欺とかヤクザとかじゃなくて、ああいう家庭)で生きている人は目を瞑りたくなる感覚なんじゃないかなぁ。

 

 

この日は、お昼にヤスくんの舞台『閃光ばなし』を観たので、対比がすごかった。『閃光ばなし』の方が長いのに、『パラダイス』の方が見ていて疲れちゃった。