ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 2/8 EXシアター

凄かった。

レポを漁る限りかなり好評だし、原作ファンの方からの評価も高い。正直、めちゃくちゃ期待して行った。

幕開けから圧倒されるヘドウィグの歌。ヘドウィグが語りながら、歌いながら進んでいくストーリー。そこには丸山隆平はいません。本当にヘドウィグのライブに来て、MCを聴いている感覚に陥る。あ、それでいいのか。

ところどころアドリブも入る。「フーワちゃんだよー！」と、フワちゃんのモノマネをした時に、丸ちゃんが垣間見えた…ような気がしたけど、姿はヘドウィグなので頭がバグる。

バンドの皆さんもケタケタ笑ってるし、アドリブ入れてきて（グミベア見せたところはアドリブだよね？！）ヘドウィグ笑わせるし。（というか、あの瞬間は丸ちゃんだったw）

ヘドウィグの歌と声量、そしてバンド。めちゃくちゃ楽しい。ミュージカルを観にきたのを忘れて、なんで座ってるんだろう？って思った。これ、コロナじゃなければ、コールアンドレスポンスじゃないけど\ヒュー/って言いたいやつ。

最後トミーになった時は、メイクはあのままだけどカツラをはずしているので、丸ちゃんの片鱗を探してしまったけど、そこにも丸山隆平はいなかった。そんなことしなくてよかった。あと、トミーになって歌う時はベース弾いてるの！カッコ良すぎた…。

追記。他の方のレポとか読んでたら、最後に出てくるのはトミーじゃなくてヘドウィグ？どちらと捉えるかは見る人の解釈によるのかなぁ。うーん、一回じゃ分かんなかったな…。

丸ちゃん、足がとても綺麗。所作も美しい。歌が上手いのは分かってる。語る内容（＝台詞量）もさることながら全編英語詞で、これをよくツアーと並行で覚えたな…と、ただただリスペクト。アドリブを入れてもナチュラルに本筋に戻って…、本当にそこにいるのはただのヘドウィグなんですよね。トミーになった時はパンツ1枚なんだけど、かなり絞ってる。ぷよぷよお腹の「ワンパックやないか！」の丸ちゃんじゃない。

歌唱が続くから水分補給しながら進むんだけど、ペットボトル1本は空になっていたので、2時間弱（終わって時計を見たらちょうど20時でした）の舞台でトイレは大丈夫なのかなって心配になった笑　出ずっぱり、喋りっぱなし。本当に凄い。

中毒性のある舞台だった。そりゃチケット取れないはずだわ。丸ちゃんの歌でサントラが欲しい。円盤だなんて贅沢は言わない。けど、ゴリゴリのハードロックを歌う丸ちゃんがめちゃくちゃカッコよかったから。

あー、楽しかった。充実感ハンパない。この舞台を観られない人がいるなんて…もったいない。

私も手元には1枚もチケットがなかったけど、急遽お譲り頂くことができて見ることができました。事情が事情なだけに、手放しで喜ぶのは…という感じだけど。私の左隣の席も空いていました。こちらも何か事情があったのでしょう。

コロナ禍が明けたら、また丸ちゃんにヘドウィグを演じてもらいたいな。客席もノリノリで。

横山くん、大倉くん、安田くん、丸山くんと、この1年で関ジャニ∞4人の舞台を観ることができたけど、みんな違ってみんないい。ただ自分のこととして言えるのは、私はやっぱりミュージカルが好きだし、ちょっぴりストレンジなものが好きなのかな、ということ。

たまたまだけど、どなたかのMarryが入り込んでくれました。かわいい。