ひまつぶし

主にジャニーズWESTとSnow Man、関ジャニ∞、IMPACTorsについて語る。たまにミュージカルも。

シラノ・ド・ベルジュラック 2/18マチネ

ことごとく中止になった観劇予定だった古川雄大くんの舞台。ようやく、生きてる姿をこの目で見ることができました。

 

 

“詩人”がラッパーね。確かにね、うまいこと言ったなって納得したんだけど、私は。ラップを歌う時に歌詞が後ろに映されるんだけど、その文字ですらオシャレで現代的。

大きな鼻にコンプレックスのあるシラノを、めちゃくちゃイケメンの古川雄大くんが演じるのはいい意味で説得力がない!

一幕のラストがとても切ない。ゆんくんも涙を流して熱演。クリスチャンの代筆でロクサーヌに綴る手紙が切なくて切なくて…。

幕間で後ろの方が「重いな」と言っていたけど、それはシラノのロクサーヌへの想いが重いってことなのかな。それともストーリーが重いのかな。どちらにしろ、私は重いというより“切ないなぁ、ロクサーヌ気づいてあげてー”っていう、同情に近いものを感じたかな。

この人こんなに泣く芝居ができたのか…なんて思ってしまってごめんよ、ゆんくん。あと、こもり気味だった声もよく通るようになったような気がする。映像作品にたくさん出たのも一因なのかな。

 

途中で上半身だけ脱ぐんだけど、ゆんくんの胸筋がすごい。細マッチョ!他の役者さんたちは、筋肉にシャドウ入れてるけど、そんなことしなくても仕上がってる。

上から降りてくるマイクがカメラになってるのかな。喋ってる人の顔がドアップになって後ろの壁に映し出されたりして、斬新な演出だった。目のお芝居をじっくり見ることができて、おもろしい。

セットは階段状になっていて、鉄骨の無骨な感じ。ステージ上にはほとんど降りてこず、段の上での会話が多い。F列の私でも少し見上げる状態だったから、前列はもっと首がツラそう。F列自体はとっても見やすくて、舞台を見るには最前とかよりもやっぱり5・6列目が最適だなぁと。ライブの最前は最高だけどね。

 

ストレートプレイが苦手だからどうかな…と思ってチケットを取るかどうか迷ったけど、それよりとりあえず古川雄大を観たいという気持ちが勝ってチケットを取ったけど、思ったより大丈夫だった。ラップありちょっとだけ歌あり、服装はイマドキで、そこまで苦手に感じなかったかな。

 

 

東京芸術劇場プレイハウスは、グレコメで行った以来だけど、その時雰囲気がいいなぁという印象を持ったので、今回もウキウキしながら劇場へ。池袋というのがネック。普段、東京の海に近い方で生息してるから、池袋は数回しか行ったことがない。劇場へ着いて、プレイハウスの何が好きだったんだっけって思い出しながら見渡したけど、座っても膝の当たらない座席と、板張りの床かな。和式トイレがあったのはちょっとビックリ。

 

 

…と書いていたら、大阪公演は全公演中止になってしまいましたね。こればかりは仕方がないので、感染された方の1日も早い快復をお祈りしております。

 

ゆんくんの次の舞台観劇はエリザベートかな。(当たる気でいる。)