神ちゃんが二人芝居に挑むということで、観てきました。
“若いカップルが子供を持つべきかという問題に直面することを発端に、人生を変えてしまうような大きなできごとから、日常のほんの些細なことまで、 人は何を想い、考え、立ち止まり、そしてまた前に進もうとするのか。”というイントロダクションを読んだ最初の感想は、「うーん、重そうだな。」
ストレートプレイに、重めの題材、わたし耐えられるかな…。
結論、苦手な分野でしたね。
中央に円形のステージ。たまに回る。それを囲むように座席が配置されている。セットはない。派手な音楽もない。
2人が出てきて、軽い発声練習とストレッチをして、「始まったら止まんない」と2人で軽く会話を交わしてから、スタート。一気にスイッチが切り替わる2人。この瞬間、息を呑んだ。
奥村さんの早口なセリフに対して、神ちゃんはどちらかと言えば一言一言丁寧にセリフを言う。女性は感情的、男性は思考的？なのかな。
100分間、ずっと円形のステージの上で、着替えもせず、小道具もなく、それでもそこがどこなのか、どれくらい時間が経過してるのか分かる。相当大変そうなお芝居。本当にすごい。
これは、男性も見たらいいんじゃないかな。どちらかと言えば男性の方が、結構ずっしり来るんじゃないかなぁ。
神ちゃんも、奥村さんも、演技がすごい。セリフも聞きやすい。
1回だけだけど、観れてよかった。内容がしんどいので、当日券チャレンジもしないけど、1回でも観れてよかった。
