そしてACTシアターに行ってみたかったというのも、理由の一つ。
お席は真ん中辺りのどセンター。傾斜があってとっても見やすい。
内容としてはダークサイドの話だし、狂っちゃう人出てくるし、人死んじゃうし。見てて心地良いものでは…ないよね。言葉もそうキレイではないし。キムシンが「宝塚ではできないものを」と言っていたのが納得。そりゃ宝塚ではできないよ。すみレコードに引っかかりまくりでしょ。
曲自体はいいんだけど、狂気を表すようなギターの不協和音が聴いてて鳥肌が立つ。アネモネのワニの歌が明るくていちばん好きだった。
はっしーも河合くんも熱演だったし、歌も上手だったけど、私はこの系統の話は苦手な部類なので、見るのは一度でいいかな…。
特筆すべきは、さなぴーの狂ったお芝居。上手すぎて、引き込まれました。何役もやっているのに、ちゃんと違う人物なんですよ。本当にすごかった。
バンドの生演奏はやっぱりいいですね。ブラブラを彷彿とさせる演出。終演後も演奏していたので、しばらく座って聴いていました。
「MORSE」を見た時と同じ、見終わったあとに感じる疲れ。どうして舞台って誰かが死ぬんだろう…。
どうか、「Vamp Bamboo Burn」では誰も死にませんように。“おもしロック活劇”という謳い文句に期待します。